今までやってきたこと、手に入れてきたものが枝だとすると、時代の流れとか経済的な問題で、枝を間引かなくてはいけないときがあるかもしれません。けれど、幹がしっかりしていれば、いくら間引いても大丈夫です。鶴岡八幡宮のご神木のいちょうの木が、強風で倒れましたね。そのときはみんな心配して、接ぎ木やいろいろな方法で保存しようとしました。けれど、なんのことはない。折れた幹から新芽がどんどん出てきました。その生命力は驚くばかり。
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幹さえしっかりしていれば、何かあっても大丈夫なのです。幹となるのが「暮らし力」です。「暮らし力」をもった個人が集まって家族になります。家族は小さな森です。森には、汚れた空気を浄化する作用があります。「暮らし力」がある家族なら、外でいやなことがあっても、家に帰れば、すべてのいやなことをしっかり浄化してくれる力があります。家族が集まって「地域」になります。